10がつ18にち かみのけをそめるちょも
それは空気がすっかり秋にかわったある朝の話しちょも。
ちょもは日焼けした頭に悩んでいたちょもよ。

チョッポ「本当に髪の毛をカットしてもいいの?」
ちょも「チョッポくん。お願いちょも。」

チョッポ「たしかに髪の毛が焼けてるね!」

ちょも「カットして整えてからカラーをしてほしいちょも。」
チョッポ「おっけー♪」

チョコ・ウッティ「ちょもー!」

ウッティ「ちょも何やってるの?」
ちょも「かみをカットして染めるところちょもよ。」

チョコ「何で染めるのさ?」

ちょも「日焼けして真っ赤になってしまったちょもよ。」

チョコ「そのままでいいよ〜!」
ウッティ「そうだよ。元気なちょもらしくていいよ。」
ちょも「そうちょもか?」


チョッポ「いいんだよね?」
ちょも「お願いちょも。」

チャカチャカ

チョロ「やっほー♪」
ちょも「チョロ!何しに来たちょもか!」

チョロ「かみのけならクレヨンで塗ってあげるよぉ〜♪」
ちょも「やめるちょもよ!」

チョロ「へーきへーき♪」

ちょも「チョロ!やめるちょも!」
チョロ「ちょも動かないでねー♪」

ぐい
チョロ「え?」

コゲ「・・・ダメだよ。」
チョロ「うわわ!」

ちょも「コゲ!助かったちょも!」

コゲ「チョロ。じゃましちゃダメだよ。」
チョロ「塗ってあげっようとしただけだよ♪」

コゲのおかげで髪の毛をクレヨンで塗られるのを避けることができました。

ブイ―ン
ダビッドソン「ヤンキーカットにしようぜ!」

ちょも「ダビッドソン!やめるちょも!」
ダビッドソン「フリーズ!」

ちょも「うわわわっ!」

ぐいっ
ダビッドソン「おぉ?」

じゃがまる「間に合ったぞ!」
ちょも「じゃがまる!」

ダビッドソン「ちょも。おまえモヒカン似合うとおもうぜ!」
じゃがまる「わかったから。向こうでハンバーガーでも食べてゆっくり話を聴こうか!」

じゃがまるのおかげでモヒカンにされるのを避けることができました。

タオ「リーダー!坊主頭にするでありますか?」
ちょも「しないちょもよ。」

タオ「情報が錯そうしているのであります!」

タオ「入隊するなら坊主頭にするであります。」
ちょも「ちょもは入隊しないちょもよ。」

チョッポ「どうするの?」
ちょも「なんだか髪を染めるの迷ってきたちょもよ。」

ダディ「ちょもくん。話はきいたよ。」
ちょも「ダディ。みんな。」

ダイフク「ちょも。本当に髪の毛染めるの?」

ちょも「そのつもりだったちょも。」

サリバン「髪の毛の色は個性ですよ。」

ダディ「ちょもくん。個性は大切にしなさい。」

ちょも「そうちょもか?」
ダディ「日焼けした頭はキミがたくさん冒険した証じゃないか。」
サリバン「それは素晴らしいことだと爺やは思います。」

ダイフク「ちょも僕の頭を見てごらんよ」
ちょも「ん?青いちょもね!」

ダイフク「この髪の毛も日焼けなんだ。」
ちょも「・・・みんな。ありがとうちょも。」

ちょもは髪の毛を染めるのをやめました。

ちょも「チョッポくん。ごめんちょも。」
チョッポ「正直なところ、ボクも気が進まなかったんだよね。」
ちょも「そうだったちょもか。」

ウッティ・チョコ「ちょもー!」
ちょも「髪の毛は、このままにするちょもよ。」

ウッティ「うん。そのままで素敵よ!」

チョコ「よかった。」

ちょも「二人とも心配かけたちょもね。」

ウッティ「二人ともお風呂に入ってきたら?」
ちょも「お風呂ちょもか?」
チョコ「ボクも?」

ウッティ「身体を洗ってスッキリしてきなよ!」
ちょも「これは洗濯機ちょもよ!」

ウッティ「ウフフ。」
ちょも「目が回るから苦手ちょもよ〜!」

ウッティ「眠っていればへーきよ♪」

ちょも「そんなぁ!」
チョコ「うわわ!」

ピピピ
ウッティ「いってらっしゃい♪」

チュンチュン

ドン「あれ?ハンモックに誰かいるですか?」

ドン「ムームーくんかな?」


ハンモックに寝ていたのはムームーくんじゃなかったですね。

チョコ「ポカポカして気持ちいいね♪」

ちょも「グー・・グー・・」


ドン「気持ちよさそうなのです♪」 髪の毛染めようと悩んでいたちょもが、ダディたちやウッティとチョコのおかげでスッキリしたちょも!
今度お出かけする時はパールからもらった日焼け止めをして行くちょもよ。
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